ホメオパシーで生かされる植物のチカラ

ホメオパシーをご存知ですか?

 

自然界にある植物・動物・鉱物
などからつくった

「レメディー」を口にすることで
私たちが本来もっている自己治癒力を
取り戻そうとするアプローチで

約250年前に
ドイツで確立された自然療法ですが
その起源は、紀元前に生きた
医学の父ヒポクラテスまで遡ります。

日本ではまだ広く知られていない
ホメオパシーですが
海外では公式に保険適応となっていたり、

一般のお医者さんがホメオパシーを
扱ったりすることもあります。


イギリス王室には

専属のホメオパシードクターがいることも
知られています。

 

ホメオパシーの魅力とは?

 

それは一言で言うと、
人間本来のあるべき自然の状態
取り戻せるというところです。

 

一般的な現代医学とホメオパシーでは、
”病気”というものの捉え方や
”健康な状態”をどのように捉えるかが
異なっていますので

言葉では少しお伝えしにくいのですが


病気の原因を、自分の外にあるもの

(菌やウィルスや食物など)として
それらを避けたり、殺菌したりして
病気を治し健康になるというのが
現代医学的な考えと表現するとしたら


ホメオパシーは、

特定の”病気”というものがあるのではなく
問題は”自分の内側”であり、
自分自身が自然のバランスを崩すと

”病んだ状態”になってしまう
と捉えます。

そして、その状態を元に戻そう
という考え方が

ベースになっています。

 

もし、食後にお腹が痛くなったとしたら、
お腹が痛い!痛みを消したい!
ということにフォーカスするのではなく

食事をうまく消化できない
自分の状態を変えようとする、
といったかんじですね。

 

つまり、
ホメオパシーにおいて必要なものは、

自分の外側にある菌を殺すための
パワフルな薬剤や

どの菌が悪さをしているのかを
知ることではなく、

お手本となる
植物や動物などの『自然本来の姿』
なのです。

 

 

薬草チンキを活用する

 

ホメオパシーのアプローチでは、
レメディーだけでなく
薬草チンキ(マザーティンクチャー)も
活用します。

 

マザーティンクチャーは
ただ単に薬効成分や栄養素が豊富だから
というだけでなく、
植物の生きるエネルギーを
取り込むことができます。

 

具体的には
人それぞれの肉体的な問題に合わせて
日本や海外の植物から作られた
必要なティンクチャーを選びますが

とくに不調がない人の場合でも
豊富な栄養素が臓器へ滋養を与え
体の抵抗力を上げることに大変役立ちますよ。

 

例えば
風邪をひきやすい、
泌尿器系が弱い、
呼吸器系が弱い、、など
自分が不安を感じる要素に合わせて
取り入れることもできるわけです。

 

お手本にしたい自然界の健康な姿

 

ここでは植物を例に、
真の健康=自然の姿について
お話ししましょう。

 

植物も、菌やウィルスに感染したり、
それによって枯れてしまうことはありますが
自然の摂理に沿って生きている植物は
めったなことでは病気にはなりません。

だって植物だからでしょう、、
と言いたいところですが・・

それは自然のリズムの中で
生きているからなのです。

 

植物も、天災や急激な自然環境の変化に
見舞われた際に弱るのは仕方ありませんが、

農薬や化学肥料、土壌汚染など
不自然なことの影響で
本来のバランスを崩し弱ってしまうと
害虫に食われやすくなったり
病気になりやすくなります。

 

これは、人間にも同じことが言えると
思いませんか?

 

現代に忙しく生きる私たち人間は、
体調のことをさておいて
仕事を休まず成果をだすことや

自分の感情より
我慢してでも立派だと評価されることや、

体の欲するものより
栄養分析を優先した食事をしすぎるなど


なにか、自然のリズムに沿わない生き方が
続いた歪みで

本来持っているはずの健全な自然性を
失う結果に
なっているのではないでしょうか。

 

『肉体』に必要な植物のチカラ

 

加工食品などに偏った食事をしている人が
野菜中心の食事に切り替えると
体が軽くなり、悩みの不調もなくなった!
なんて経験をされることは多いもの。

すでに多くの方がご存知のように
植物には豊富なミネラル
人間にとって役立つ薬効成分などが
含まれていますから

本当にありがたい存在ですよね。

 

植物は大地のミネラルを吸い上げ
それを人間に与えてくれる大切な役割を
担っています。

また、太陽や風の力を利用して
エネルギーを作り出せます。

そのエネルギーで水と二酸化炭素から
糖を合成する能力をもっていますが、
動物はそんなことができませんから

全ての生物のエネルギー源の
元をたどれば、それは植物なのです。

 

私たち人間は
自然の一部ですし

植物のチカラを借りることなく
健康を維持することはできません。

 

また、ついでにいうと
植物も人間を含めた動物の助けがあってこそ
花粉を運んでもらえたり、
動物の糞から栄養をもらったりして
繁栄できるのです。

(お互い様の世界ですね♪)

 

『精神』を助ける植物のチカラ

 

私たち人間は
植物の生き様を見たときに、

自分自身の生き方のアンバランスさに
気づくきっかけをいただくことが、
しばしばあるのではないでしょうか?

 

例えば、
嵐に打たれても
翌朝にはまた太陽に向かって
芽を伸ばしていく姿を見ると

あぁ、いつまでも落ち込んでられないな
と勇気付けられたり。

心が傷つくようなことがあっても
花を見るとなぜか癒される心地がしたり。

腹が立つことがあった時には、
机や壁を蹴飛ばしたくなったとしても
立派に咲いている花を踏み倒そう
という気分には

なかなかなれないものです。

 

植物は人間のように話したり、
動いたりはしませんけれど

ただの無機質な物体なのではなく
自分と同じ生き物なんだということを
やはり私たちは本能で感じることが
できているからだといえますよね。

 

その生き物(植物)が
与えられた環境の中で適応し
ひたむきに生き続けている姿に

私たちは癒され、
勇気付けられ、
自分の不自然さに気づかされ

そして
自然性を取り戻すチカラまで
いただける、

そんなありがたい命のパートナー
植物なのです。

 

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